あのね

漫画とかで時々「ふざけろ!」とか言うじゃないですか。あれね、文脈から考えると意味は「ふざけるな!」とほとんど同じじゃないですか。何でわざわざ逆に言うのか、っちゅう話ですよ。ふざけるな、でいいじゃんと、言いたいわけですよ。そんなアドリブはいらない訳ですよ。しかもね、ふざけろ、って言ってるくせにね、ふざけたら絶対怒るでしょ。
「ふざけろ!」
「うんこ!うんこ!」
「ふざけるな!」
ってなるでしょ。納得いかない。じゃあ最初からふざけろ、って言うな、っちゅう話ですよ。ありえないありえない。まあ、ふざけたら怒るのはいいとしてもね、どうせ言うんだったらどうあってもちゃんと使い通せっちゅう話で。
「ふざけろ!」
「うんこ!うんこ!」
「ふざけろ!」
「裸族!裸族!」
「ふざけろ!」
「車エビ!車エビ!」
みたいな。ちょっとした無限ループ。大体ね、ふざけろ、って言う意味がわかんない。ふざけて欲しい理由が無いじゃないですか。言われた方だってふざけたくなんかないだろうし。俺なんか根がふざけれない子だから、ふざけろとか言われたら困りますよ。そして当然、根がふざけれない子だから、ふざけるな、とも言われた事はありません。

同じように、「ぞっとする」と「ぞっとしない」も同じような意味で使われてる。ぞっとしないなら言うなよ。